津田塾大学::ウェルネスセンター公開講座『GNH~「豊かさ」と「幸せ」のモノサシ』
日時:2007年5月23日(金) 14:40~16:10
場所:津田塾大学 5号館5102教室
参加費:無料
これまでぼくたちは長い間、GNP(国民総生産)やGDP(国内総生産)こそが、社会の豊かさをはかる指標であり、そこに住む住民の幸福度のモノサシだ、と思い込んできたようだ。確かにそのモノサシではかれば、日本は世界有数の「豊かな国」。でもどうだろう、その「豊かさ」は果たして、ぼくたち住民の幸福度の高さをも意味しているだろうか。しかも、世界中の国々がその「豊かさ」をめぐって競い合った結果、環境問題が引き起こされ、そのために人類の存続そのものが危ぶまれるほどになった。そればかりではない。GNPやGDPを上げ続けるという「経済成長主義」は、地域文化の破壊、格差の拡大、人間関係の悪化など、あまりにも多くの犠牲を社会に強いるものだった。もうそろそろぼくたちは、そういう「豊かさ」って何だったの、と問い直すべき時だろう。GDPやGNPに代わる新しいモノサシによって、豊かさの再定義を試みるのだ。ヒマラヤの小国ブータンの国王が提案したGNH(国民総幸福)という言葉をひとつの手がかりとして、ぼくたち自身の幸せのモノサシ探しを始めたい。
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